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残念なことに現代社会では、真面目に一生懸命働く人ほど、損をしがちな傾向があります。どんな組織であっても、メンバー全員が均等に働くということはあまりなく、一部のハードワーカーがその他の怠け者を支えるようなかたちになりがちです。真面目な人は頑張ることにより、責任と期待をよせられた結果、さらに頑張ってしまいます。そして疲れを溜め込んで、精神的不安を抱えてしまうのです。しかし、「適当に働くのがかっこいい」なんてことは絶対にありませんし、真面目であることが悪いわけでもなく、頑張ることが悪いわけでもありません。
仕事に対して真剣に取り組んでいれば、不安になることは多々ありますが、不安に押しつぶされそうになっている場合は注意が必要です。不安は緊張につながりますが、緊張状態が続くと心身のバランスが崩れ、ますます不安が大きくなるという悪循環につながります。そのため、意識的に自分をリラックスさせるよう心がけることが大切です。いつでもどこでもできて、効果絶大なお手軽リラックス法が深呼吸です。深くゆっくりとした呼吸を繰り返すことによって自律神経のバランスが整い、心も落ち着きます。
仕事で不安なことがあると、その不安にとらわれて身動きがとれなくなってしまう時があります。そんな時は、一度立ち止まって、今自分を支配している不安の元凶と正面から向き合ってみましょう。漠然とした不安なのか、正体が明確な不安なのか。明確なものであれば打開策を考えましょう。漠然とした不安なのであれば、その不安を生んだ原因を冷静にひとつひとつ紐解いてみましょう。とても複雑にとらえていたものが意外とシンプルであることに気付くきっかけになり、不安解決の糸口が見えてくるかもしれません。
その人の生まれ持った才能や性質にぴったりと合っていて本人自身も意欲的に取り組める職業のことを「天から授かった職業」という意味で、「天職」といいます。天職につければ仕事が楽しくて仕方なくなるわけですから、これほど幸せなことはありませんよね。もちろん、天職であっても不安やプレッシャーと向きあう場面は何度もありますが、前向きに立ち向かっていけるようになります。苦痛でしかないような状態で嫌々働いて不安を抱えるぐらいなら、天職を見つけるために行動しませんか?
強いストレスがかかると心が折れてしまうかもしれません。しかし「レジエンス・トレーニング」を行う事で過酷な環境でも、強いストレスを感じても折れない心を作る事ができます。3つのステップと7つの技術を学ぶ事により、マイナス思考に歯止めをかけ、気持ちを立て直し、失敗を教訓にかえる事ができます。レジエンスの強さはトレーニングにより誰でも鍛える事ができます。どんな環境下でもハードワークができるようになりたい人はレジエンス・トレーニングに取り組んでみてはいかがでしょうか。