タレント俳優として「テキトー男」として有名なのが高田純次さんです。高田純次さんは自伝本を出した際に自分の人生を振り返って、たくさんの現代に生きる人に役に立つ言葉を残しています。高田純次さんの人生は失敗とやり直しの繰り返しの連続ともいえる人生でした。
まず大学受験に挑戦するも一浪しても一つの大学にすら合格できないという挫折を味わいます。その後専門学校へ通う事になりグラフィックについて学びます。同時に自由劇場の舞台を観て感激し役者を志します。この時にベンガルさん、柄本明さんとも出会いました。しかし研究生になったものの役者として芽が出ずに2年ほどで退団します。結婚をして生活をするために宝石販売会社に入社し、順調なサラリーマン生活を送る事になりました。
しかし偶然ベンガルさん、柄本明さんと再会した事がきっかけで再び役者を目指す事を決意します。「劇団東京乾電池」に入団し、安定した収入を捨て役者の修行とアルバイトという不安定な生活を送る事になります。その頃には子どもいたので睡眠時間を削って肉体労働をして何とか生活を支える事になりました。その後テレビ局の大道具などの仕事を経て33歳になってようやく「笑ってる場合ですよ!」に出演、芸能人となり日の目を浴びる事になります。
その後「元気が出るテレビ」のリポーターとしてお笑いタレントとしても活躍し、仕事の幅を広げて現在に至ります。
高田純次さんの人生を振り返ってわかるように、挫折の後すぐに次の行動を起こしています。そして成功を収めてもその場に安住する事はしません。その時にやりたいと思った事に挑戦をするために安定した仕事を捨てて、過酷で不安定な環境に身を置く勇気があります。この事について高田純次さんは「心が燃える仕事をしなさい」と言っています。
収入の安定や地位を捨ててでも、その時に本当にやりたいと思う仕事をする事が人生を最大限楽しむ事になるという言葉です。また仮に挫折をしても「命まで取られる事はない」という発言もされています。もし挑戦が失敗に終わっても命まで取られる事がないと考えれば極度に将来を不安に感じる事もありません。そして「何度でもやり直しは効く」とも語っています。これは自らの経験に基づいた含蓄がある言葉だと思います。
高田純次さんの芸風が「テキトー」だと言われるのはその場その場で感じた事をストレートに言い、何事も深刻に考えないからでしょう。それは芸風だけでなく、人生においても同じように向き合っていると感じます。「深刻に考えず、その時にやりたい事に挑戦をして、ダメだったらまたやり直せばいい」高田純次さんの人生から学ぶ事は多いのではないでしょうか。
最終更新日:2016/03/02
お金を稼ぐ事が目的で仕事をする、それは当たり前の事でしょう。しかし労働条件が厳しく低所得だと分かっていてあえて仕事をする人がいます。例えば介護業界で働いている人はお金が目的だとは思えません。介護の仕事が好きで重要で楽しいから働いてるのでしょう。つまり楽しむ事が目的で仕事をする事を選んだ人達です。仕事を楽しむためには「自主性」「成長」「目的」という要素を含んでいる事が重要になります。もしも仕事が楽しくないと感じている人は自分の仕事にこの要素があるかどうか確認してみましょう。
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